一見さんお断りの珈琲店

上昇楽団、月曜日担当の福島健二です。

 

日曜日は群馬の上昇学メンバーさんのご紹介で、日本一コーヒーのうまいお店に連れて行ってもらいました。

 

その珈琲店、なんと紹介がないと席につくこともできない、一見さんお断りのお店とのことで。

 

その話を聞いたときに、コーヒーにも興味がありましたが、それよりも何よりもマスターの方に興味が。。。

 

だって、珈琲店で紹介じゃないと入れないなんて聞いたことあります?

 

しかもそのお店が群馬にあるなんて、もう行くしかないですよね。

 

なので、どんな人なのか会いたかったので、メンバーさんが12時に行くということで、自分も行くことにしたんです。

 

で、事前に行くことを伝えずに12時ごろにお店の駐車場に行って、店内に入り、「こんにちは!」と挨拶したら、驚かれまして。

 

驚いた後、マスターにご紹介していただきまして、「初めまして、福島と申します」と挨拶をして無事、席に着くことができました。

 

事前に「頑固親父です」って聞いていたので、怖い人なのかなと思っていたんですが、めちゃくちゃ面白い人で。

 

すごい気さくにお話ししてくれるんです。

 

しかも、話の端々にこだわりが満載なんです。

 

珈琲の焙煎も店内でやっていて、豆の選定から、豆の芯まで火入れをするために、何度も何度も試行錯誤をして、納得がいく焙煎ができなかったら、全部、お客さんには出さずに、捨てるか自宅に持ち帰ってしまうそうで。

 

焙煎には「風向きが大事」とおっしゃるんですけど、珈琲の焙煎になぜ風向き?じゃないですか。

 

で、コーヒーもドリップコーヒーで、フィルターとネルの2種類があって。

 

挽いた豆をフィルターの中に入れて、お湯を注ぐと、フィルターの周りにお湯が浸透していくんですけど、全方向に一定に広がっていくんです。

 

「これがほとんどの人ができない技術です」

 

とおっしゃっていて、注ぐお湯の量を一定に保つために、手首の角度を固定して、ムラが出ないように、体全体でお湯を注ぐ場所に動かしていくそう。

 

もう、驚きでしかなくて。

 

その後に、自分は初めてネルドリップというのを目の前で見させてもらったんですが、そこにもこだわりが満載なんです。

 

自分でネルドリップ用のフィルターを自作して、納得いくコーヒーの味わいが出るまで、何度も何度も試行錯誤して。。。という話を聞きながら、コーヒーをいただくと、味わいが違う。

 

いや、実際、今まで飲んできたコーヒーと味が違うんです。

 

苦いんですけど、その中に甘みを感じたり、チョコレートのような風味を感じたり、、、

 

で、温度が変わるとさらに味が変わって、まろやかになって。

 

そして、コーヒーを入れるカップも、一客一客、デザインが違って、目でも楽しめる。

 

そんないろんな驚きの中で、自分が一番印象に残っている言葉が、

 

「こっちは命かけてますから」

 

という言葉。

 

美味しいコーヒーを飲んでもらうために、15年という歳月を費やし、コーヒーと向き合って、自分よりも美味しくコーヒーを淹れられる奴はいないと言えるほど、技術に磨きをかけ続けている。

 

 

「美味しいコーヒーを淹れるためなら、なんでもしますよ。お客さんがそれを求めてくるんだから、そこは妥協なんてできないですよね。美味しいコーヒーを淹れることだけに集中することが自分の仕事です。だから、どんな偉いという人が来ても、うちの店の中では、自分の言うことを聞いてもらいます。コーヒーを一番美味しい状態で飲みたいなら、黙って待ってろってね。」

 

 

成功している人のマインドがこの言葉の中に詰まっていて。

 

1時間半という短い時間でしたが、マスターの姿や言葉から学びしかない濃厚な時間を過ごさせていただきました。